ゴアで販売されているドラッグはganja、hashishが中心、他にcocaineも入手可能な様だが私は興味が無いのでここに記述はしない.

ganjaを売っている場所はアンジュナのみ、アランボー、カラングート等他のビーチでは吸引具の販売は良く見かけるが実際のモノの入手は不可能、もちろんマピュサやパナジでは匂いもしない.

アンジュナでは販売グループは3つ位有る様だ.

アンジュナを知らない人の為に詳しく書いて置くが、MAPUSAからのバスを降り西に歩くとビーチに出る、左手に大きな空き地を見るがこれを回り込むと大体ここら辺がアンジュナビーチの入り口だ、下には海岸が見える、お店もここら辺から始まる.
写真の奥の方がメインロードに続く.

南に道が伸びているのがすぐ判るのでここを入って行く、この道がアンジュナビーチのメインロードで出店やゲストハウスが並ぶ、そのまま歩って行くと有名なHippie'sが有る.

夜のHippie's.

ganjaを売っているのはこのメインロード、もちろんganja shopが有る訳では無く売人達がたむろしていると言う意味だ.

日本人を見つけると スモーク スモーク HAPPA HAPPA YASUI YASUI! とか声をかけてくる.

試しに話を聞いてみよう、手口はこうだ.

「how mych is that?」私.
「come come!」値段は答えず、とにかく一緒に着いて来いの一点張り.
で、着いて行ってみると、歩いて1/2分の小屋の中にに男が5/6人居る、入れと言う.
サンダルを脱いで入るとモノを見せられる、全てビニールに圧着して有る、10グラムのモノがほとんど、手提げバッグの中にたくさん入っている.
手に取って見るとちょっと茶色がかっているが、まあ可も無く不可も無くと言った所だろう.
で、値段を聞く.
「2,000rupees」
私はソッコーで立ち上がり、「no thank you!」
廻りは男が囲んで居る状況だ、ここでそのまま言い値で買ったり、ディスカウントして相手に妥協したりする日本人も居るのだろうが私は相手にしない.ちょっとでも高いとか言えば値段交渉に応じなければいけない、そうなったら当然買わなけりゃいけない様な雰囲気に移行、多勢に無勢だ、逃げるが勝ち.

売人はアイコンタクトで判る、😁、何もせず突っ立て居るのと目が合ったらそいつだ.

おや? これはインド人じゃ無いな、イスラエル人か?

「何故売っている?」私.
「まとめて買うと安いのでたくさん買った、分ける程有る、ホテル代も払わなきゃいけない、、、」
確かにビニール袋にいっぱい持っている、この人の場合旅行者だろう、タバコの箱1つ分位を示して500rupeesだと言う、だいたいそれが相場だろう、買っても良いかな、と思ったが、他にもあたってみようと思っていたので買わなかった.
ちなみにこの人ganja以外のハードドラッグの常習者みたいだった、頬はこけ腕もガリガリ、思わず腕の腕の関節に注射跡が無いか見てしまう、目は虚ろ、ganjaを売っているのは別の理由も有ったのかも知れない.

裏手の道を行くと壁に衣類を並べ売っている男が声をかけてきた.

2,000rupeesと言う、こいつ1人だし、サンプルとしてちょっと買ってみようか!
「200rupeesで売れる分だけ持ってきてくれ」、交渉の過程は略すがそう言って少量だけ買った、男は最後までブーブー言っていたが元々あなた達がふっかけすぎなんだヨ!

メインロードでも"まともに"商売しているのも居る、値段を聞くと1,000.今持っているのかと聞くと道端のバケツの中身を見せた、10g位の束だ、半分だけ500で売ってくれないか?と聞くとその通りにしてくれた.だいたいこれが相場だと思った.

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その後私はアンジュナの"住人"になり彼らから話を聞く事が出来た.

それによると白人と違い日本人には3~5倍の値段で売っているそうだ、詳しくは聞かなかったがそれでも売れるのだろう.
、、、概して白人は現地人と一歩距離を置いた付き合いをする、朝方近所の白人と売人の会話を聞いていたが、「よう、アメリカン、昨日売ったモノはどうだった?」「クソだ」ニコリともしないがまたまた買っていたりする.
「mornin' american, hw was the stuff i sold u yesterday」「fuckin' shit」.
ドラッグに限っての話では無いが、我々日本人が持っている相手への思いやりは海外ではお人好しとしか思われない.
モノ/green stuffはアフガニスタンからの"輸入"、よって収穫から販売まで時間が掛かってしまう.
現地生産では無いので種を販売する事は不可能.

で、モノの感想だが可も無く不可も無くありきたりのインド麻だと思った.

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ついでにhashishについて.

チョコレートはカラングートで売っている、場所は説明しにくいがCalangute-Anjuna Roadの1本ビーチ寄りの道を南に進んだ西側の小屋、↓ココ.
 
この小屋の中におやじが居る.

「チョコ下さ~い!」と言うとおじさんが「ハイハイ」と小屋から出てきて売ってくれる.

言い値は500rupees、毎日しつこいので100rupees分だけ買ってみたが未経験だったのであまり面白いとは思わなかった、やった事が無いと言うと親切にやり方を教えてくれた.

なお、このおやじによるとganjaにしろhashishにしろ良いモノを安くやりたければKashmirに行けとの事です.