すてぃんきー君の日記

「生きるための嘘や。天に在します御方も見て見ぬ振り、見逃してくださると思いますけどな」、、、モッキンポット神父

カテゴリ: 外国文学

読んだのは原文だが、

不明点は多い、と言うか語られていない点が多い、
何故motherはアル中になったのか?
何故motherはitを虐待する様になったのか?
最初にrescue編を持ってきているが、本編のどのパートに続くのか不明、
ついに救い出された、とか書いて有るが、その"ついに"の部分は全く描かれていない、
あと読みにくい斜文体を使ってる部分は何の意味が有るのか?
まあ作家が書いた文章ではないので仕方がないのかも知れないが、しょせん著者の自己満足の書に過ぎないと感じた、

話は結局やられっぱなしで終わりスカッとする様な結末を迎える訳ではない、しかしわれわれ日本人ならここまでやられたならmotherはなんらかの断罪をされてしかるべしと考えるだろう、
でもそこを期待するノベルでは無い様だ、これはエンターテイメントではなくドキュメントと言う事、

写真は著者のデイブペルザーさん

日本でも名作として紹介されるこの小説、
評判を聞いた私も過去に何度かトライした、しかしいつも途中で本を置いた、理由は単純に面白くないから、
最近になって村上春樹さんも翻訳した、タイトルは英語タイトルのままのThe Catcher in the Rye、10年くらい前の訳みたいだが図書館に有ったのでまたトライ、村上春樹さんが訳したなら違うかも知れない、しかしやっぱりピンと来ない、いや全然面白くない、また途中で本を閉じた、

さて2018年冬、クアラルンプール国際空港で私はこれの原書を入手、これをプノンペンの安宿で完読、そしてその評価は面白かった感動的だっただ、原書の話だ、
今回ちょっと気づいた事が有るので書いてみる、ちょっとナナメな話だが、

日本語版を読んで感動したと言っている人ははっきり言ってphony
この小説は日本語で読んでも理解不能だ、話は単純に独白が続くだけで話の起伏も無い、ホールデンがあちこちさまようだけなのでストーリーとしても貧弱だ、そしてこのノベルでサリンジャーが語りたいのは少年の叫び、しかし今回原書を読み続けていくとだんだんサリンジャーの文章に慣れて行き、後半に至っては共感していった、しかしその叫び=感情に他人が介在出来る訳がない、言語化出来るのは作者だけ、誰も人の心の中にまでは入れない、
だからだれも翻訳出来無い、まして米国においても映像化もされていない、しかし何故日本では名作とされているのだろうか?

後半に秘密が有る、最後の方のホールデンの心情、妹とのデートのシーンとかは情景を思い浮かび上がらせられるくらい生き生きと書かれている、これだけわかりやすければ翻訳者も上手く表現出来ると思う、
文学通の人は読んでおかなければいけないので完読する、するとラストシーンだけは理解し、それだけで感動のノベル、と言う評価が出来上がってしまう!
多くの人はトライしても意味が判らないので途中で本を閉じるが"名作"が理解出来なかったとはカミングアウトしないのでネガティブな評価は発信されない!!
これが日本で世界的名作と評価されている理由だと思う、if you want to know the truth、

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